災害への備えは大切だとわかっているけれど、「一人暮らしだと何から手をつけていいか分からない」「必要なものをリストアップしてみたものの、数が多くて揃える時間がない…」と感じていませんか。
いざという時に頼れる人が近くにいない一人暮らしだからこそ、防災への不安は大きいです。
この記事では、一人暮らしで最低限必要な防災グッズから、時間がない方でも失敗しない防災セットの選び方までを詳しく解説します。
この記事を最後まで読めば、防災グッズ準備に関する迷いがなくなり、時間をかけずに最適な備えができます。防災グッズを準備して、災害に備えましょう。

なぜ一人暮らしにこそ防災グッズが必要なのか?

一人暮らしの場合、災害への備えは特に重要です。一人暮らしにこそ防災グッズが必要な理由は、以下の2つです。
- 災害時に一人になる可能性がある
- 避難生活で不便を感じやすい
災害時に一人になる可能性がある
一人暮らしの場合、災害発生時には安否確認から避難、物資の確保まで、すべてを自分一人で行うことになります。家族がいれば協力し合えますが、一人では困難な場面も多くなります。
ライフラインが停止し、情報も限られる中で、自分の安全を確保するためには、事前の準備が不可欠です。
避難生活で不便を感じやすい
避難所は多くの人が集まるため、プライバシーの確保が難しい環境です。特に女性の一人暮らしでは、防犯面での不安を感じることもあります。また、必要な物資が不足する中で体調を崩しても、薬などの必要な物が得られない可能性もあります。
避難生活における心身の負担を軽減するためには、自分専用の防災グッズを準備しておくことがかかせません。
一人暮らしで最低限そろえたい防災グッズリスト

災害発生直後に持ち出すべき「一次持ち出し品」のリスト、水や食料の備蓄量の目安、女性が備えておきたいアイテムを具体的に説明します。
【リスト】これだけは準備したい一次持ち出し品
避難時にすぐに持ち出すべき最低限のアイテムは、以下のとおりです。リュックなどにまとめておき、すぐに取り出せる場所に保管しましょう。
- 飲料水
- 非常食
- 携帯トイレ、トイレットペーパー
- ビニール袋
- 懐中電灯(LEDタイプがおすすめ)
- 携帯ラジオ
- モバイルバッテリー、充電ケーブル
- 現金(小銭と千円札)
- 常備薬、救急セット(絆創膏など)
- 身分証明書のコピー
- 衛生用品(マスク、除菌シート)
- 着替え(1~2着)
- ホイッスル
【備蓄量の目安】水・食料・現金はどれくらい必要?
災害によるライフラインの復旧には、時間がかかることを想定して準備する必要があります。水や食料、現金の目安を記載します。
水は、最低3日分、自宅避難の場合は1週間分
飲料水や調理用として、1人あたり、1日3L必要と言われています。最低でも3日分(9L)用意することが推奨されています。
≫ 外部サイト(農林水産省)
大規模な災害の場合を想定すると、3日分でも足りない可能性があります。可能であれば1週間分(21L)を準備しておきましょう。

自宅避難の場合は、21Lの水を用意しておくことは可能ですが、避難する場合は現実的ではありません。避難する場合は、防災リュックに500mlのペットボトルの水を最低2~4本用意しましょう。
防災リュックに多くの水を入れると、重たくなり避難に遅れる可能性があります。防災リュックには、携帯浄水器を入れておくと便利です。
食料は最低3日分、できれば1週間分
食料は、アルファ化米やレトルト食品、即席めん、缶詰め、栄養補助食品などを中心に最低3日分用意しましょう。大規模災害の場合、ライフライン復旧までの時間を要する可能性があるため、できれば1週間分用意することが推奨されています。
ガスや電気の供給がストップするため、カセットコンロがあると便利です。カセットコンロがあると、水を温めるだけでなく、レトルト食品を温めたり、簡単な調理もしたりできます。

東日本大震災では、電気・水道・ガスが9割程度復旧するまでに、電気6日、水道24日、ガス34日かかっています。カセットコンロがかかせないことがわかります。
カセットボンベは、1人1週間あたりで、約6本必要と言われています。
(参考:農林水産省)
ボンベがなくなると、カセットコンロは使用できません。買い忘れのないよう注意しましょう。
現金は、10円玉や100円玉、数千円~1万円程度の紙幣を用意
停電時には、電子マネーやクレジットカードが使えません。ATMも使用できない可能性があるため、現金を用意しておく必要があります。
災害時は、店側にも十分なお金があるとは限りません。おつりが用意できない可能性も考慮して、1万円札だけではなく、小銭や千円札も準備しておきましょう。
現金は、いざという時のために非常用持ち出し袋に入れておくと安心です。
女性ならではの追加アイテムも忘れずに
標準的な防災グッズに加えて、女性が備えておくと安心できるアイテムもあります。自分の生活に必要なものを考えて追加しましょう。
- 生理用品
- 防犯ブザー
- 中身が見えないビニール袋
- ウェットティッシュ、ドライシャンプー
- 基礎化粧品のサンプル
- ヘアゴム、ヘアブラシ
時間がない一人暮らしには防災グッズセットが最適!失敗しない選び方

前述のリストを見て、「これを全部一人で揃えるのは大変…」と感じた方も多いのではないでしょうか。防災グッズは種類が多く、品質もさまざまです。
そこで、忙しい一人暮らしの方には、必要なものがまとまった「防災グッズセット」がおすすめです。ここでは、後悔しない防災セットの選び方を3つの観点から解説します。
ポイント1:専門家が監修しているか
防災セットを選ぶ際は、防災士や消防士といった災害現場の知識を持つ専門家が監修しているかを確認しましょう。専門家が選んだセットは、本当に必要なものが厳選されており、品質面でも信頼できます。自分では思いつかないような便利なアイテムが含まれていることもあります。
ポイント2:必要なアイテムが過不足なく揃っているか
防災セットの中身は商品によって異なります。先ほどのリストを参考に、自分にとって必要なものが一通り揃っているかを確認することが大切です。特に、食料や水の品質、携帯トイレの有無などは重要な確認項目です。反対に、不要なものが多すぎると、重くて持ち運びにくくなるため注意してください。
ポイント3:部屋に置けるデザイン・サイズか
防災グッズを押し入れの奥にしまい込んでしまうと、いざという時に取り出せません。すぐに持ち出せるように、玄関やリビング、寝室などに置きましょう。そのため、部屋の雰囲気に馴染むデザインであることや、邪魔にならないコンパクトなサイズであることも、選ぶ上で重要な要素になります。
(補足)防災グッズを用意していない理由は「置く場所がないから」
アントロットによる「防災セットに関するアンケート調査」では、防災セットを持たない理由の1位が「置き場所がないから(44.0%)」と報告しています。
(参考:新建ハウジング)
アントロットによる同調査で、防災セットの持たない理由の上位3位は、以下のとおりです。
(参考:新建ハウジング)
- 1位:自宅に置き場所がないから・邪魔だから(44.0%)
- 2位:用意に手間がかかるから(43.4%)
- 3位:市販の防災セットの中身が必要な物じゃないから(36.2%)

防災グッズを一つひとつ自分で選んで購入するには、時間と手間がかかります。個別に購入すると、費用が高くなることもあります。その点、防災グッズセットであれば、購入の手間が一度で済み、時間や手間がかかりません。防災セットの内容も防災士や消防士が監修していれば、必要なものが効率良く揃います。
一人暮らしの防災グッズに「あかまる防災」が選ばれる5つの理由

数ある防災セットの中でも、時間がない一人暮らしの方におすすめしたいのが「あかまる防災」です。「あかまる防災」をおすすめする理由は、以下の5つです。
- 防災士と消防士が監修しており、販売数10万個突破している
- 厳選した44アイテムが入っている
- 防災カバンのデザインがおしゃれであり、防水・撥水機能がある
- 個別で揃えるよりもコストパフォーマンスがいい
- 安心の10年間交換保証付き
理由1:防災士と消防士が監修しており、販売数10万個突破している
「あかまる防災」は、東日本大震災を経験した防災士と災害現場を知り尽くした消防士が協力して監修しています。本当に役立つアイテムだけが厳選されており、その信頼性は、シリーズ累計販売数10万個を突破した実績が証明しています。
防災の知識に自信がない方でも、専門家が監修していることや多くの利用者に支持されていることから安心できます。
理由2:厳選した44アイテムが入っている
防災に必要なアイテムが44点も含まれており、「あかまる防災」で基本的な備えができます。食料や水、トイレ、多機能ラジオライトだけではなく、救急セットまで揃っているため、届いたその日から安心して生活できます。「あかまる防災」に含まれているアイテムは以下のとおりです。
- 防災かばん
- 消防士監修防災マニュアル
- 3色ボールペン
- 黒マジック
- アルカリ保存水
- アルファ米(もち米入り白米)
- 携帯浄水器
- 多機能ラジオライト
- 5Lウォーターバッグ
- アルミブランケット
- レインコート
- 軍手
- 緊急用ホイッスル
- カッターナイフ
- 乾電池(単4)
- 救急セット15点
- 簡易トイレ
- 携帯トイレ
- ドライシャンプー
- からだふきシート
- アルコール除菌シート
- ティッシュ
- 歯ブラシ
- 使い捨てカイロ、マスク

必要な水の備蓄量で説明した、携帯浄水器も含まれています。
理由3:防災かばんのデザインがおしゃれであり、防水・撥水機能がある
防災グッズを購入しても、防災かばんのデザインが悪いと見えないところに片付けてしまいます。しかしながら、災害はいつ起こるかわかりません。見えないところに片付けてしまうと、いざというときに「しまい込んで見つからない」「奥に入れて、取り出せない」という問題が生じます。
「あかまる防災」の防災かばんは、防災グッズとは思えないカジュアルでおしゃれなデザインです。見た目からは防災かばんと思わないため、玄関やリビングに置いてもインテリアの邪魔にならないため、すぐに持ち出せます。
理由4:個別で揃えるよりもコストパフォーマンスがいい
防災グッズを一つひとつ自分で選んで購入すると、品質の良いものを探す手間がかかるだけでなく、合計金額が意外と高額になることがあります。送料なども含めると、セット価格を上回ってしまうことも珍しくありません。
「あかまる防災」のホームページによると、「あかまる防災」に含まれているアイテムを個別で購入すると、32,400円(送料1,500円込)ですが、「あかまる防災」では、19,800円(税込)で購入でき、約12,600円の違いがあると説明しています。

金額に関しては、2025年9月の情報です。物価高騰しているため、今後は価格が高くなる可能性もあるので、金額については必ずホームページを確認してください。
理由5:安心の10年間交換保証付き
セットに含まれる一部のアイテムには、10年間の交換保証が付いています。保証期間がついていない、または1年しかない防災セットもあるため、保証期間が長いのは安心です。10年交換保証の対象品目は、以下のとおりです。
- 多機能ラジオライト
- 携帯浄水器
- 救急セット
- その他到着時の不備商品
保証に関しては、自然故障のみが対象となっているため、注意してください。故意による破損・水没は対象外になっています。
あかまる防災の口コミ

あかまる防災の口コミを紹介します。購入を検討されている方は、参考にしてください。
30代女性/
防災士と消防士が監修していて安心。
お部屋の雰囲気にも馴染む防災かばんで大変気に入りました。コスパにも大変優れているので満足です。子供のことも考えて早めに備えてみました。
(あかまる防災ホームページ)
20代女性/
災害対策で沢山探してこれに決めました。多機能ラジオと浄水器が付いていたのが決め手でした。これだけ入ってこの値段なら安いなと思います。女の人には少しだけ重たいですが背負って走れるくらいの重さです。素敵な商品ありがとうございました。
(楽天市場)
購入者さん/
必要なものが沢山入っておりました。携帯浄水器が特に有り難いと思いました。このセットに、エアーマットがあれば尚、良いかと。 食料、水共にもう少し欲しい気がしました。 まだリュックに余裕があるのが有り難い。
(楽天市場)
まとめ:一人暮らしの防災グッズ準備は、今すぐ始めよう

この記事では、一人暮らしに防災グッズが必要な理由から、具体的なアイテムリスト、おすすめの防災セットを解説しました。今回の記事をまとめると、以下のとおりです。
- 一人暮らしは災害時に頼れる人がおらず、防災グッズの準備が特に重要
- 水や食料、携帯トイレなど、最低限必要なものをリストで確認
- 全てを自分で揃えるのは大変なため、防災セットが時間のない方に最適
- 防災セットは「専門家の監修」「内容」「デザイン」で選ぶのが後悔しない方法
防災グッズは必要性を感じていても、何から手をつけていいか分からず、準備を後回しにしてしまいがちです。しかし、災害はいつ起こるか分かりません。自分の暮らしに合った備え方を選び、安心して生活しましょう。

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