仕事やビジネスが上手く行かずに、悩んでいる方は多いと思います。
特に、コロナ禍で仕事の方法が変わったり、必要とされる物も大きく変化しました。
今のままでは、上手くいかない……どうしたらいいんだろう?
そう悩まれている方も多いのではないでしょうか?
そういった方には、色々な書籍を読むことをオススメします。
というのも、個人的な考えにはなりますが、何かビジネスで問題が発生したとき(例えば、収益が上手くいかなくなった、など)、自分の頭で考えても良くなることは少ないです。
理由は、そういった問題が発生した際、どのように解決していくのか??という訓練を生まれてから就職するまでに受けていない方が多いからです。
優秀な上司がいて、手取り足取りをしっかりと教えてくれればいいですが、
- 見て覚えろ!!
- 自分で勉強しろ!!
と言われる方も多いでしょう。
そのような環境の方は、自分で勉強する必要があるのですが、その際に役に立つのが書籍です。
書籍には、仕事やビジネスだけでなく人間関係など、改善のヒントになるものがいっぱいあります。
そうは言われても、何を読んだらいいのかわからない……という方も多いと思いますので、
今回、私が最近読んで良かった書籍を紹介したいと思います(随時更新していきます!!)。
やり抜く人の9つの習慣
こちらは目標を達成するためのプロセスを教えてくれる書籍です。 メンタリストDaiGoさんも推薦されています。
- 目標の設定方法がわからない
- 目標設定しても、いつも達成できない(目標の50~70%程度の到達となる)
- 目標設定後、どうしたらいいのかわからない
このような悩みを持つ方にはオススメです。
9つの習慣とタイトルにもあるように、9つに分けて詳細に解説してくれています。習慣と言われると難しいイメージですが、わかりやすく書かれており、すぐに行動に移せるような内容も多くあります。
読んでみて、実際に私が変わったことは、以下の4つです。
- 目標設定をする際に、具体的に計画できるようになった。
- やり遂げたことよりも、やらなければならないことに目を向けるようになった。
- これから「何を出来るようになりたいか」を考えるようになった。
- 「何をしないか」ではなく「何をするか」という意識が強くなった。
この書籍では、『if-thenプランニング』という方法が出てくるのですが、私はこの方法を知ってから業務で生かして、かなり効率良く仕事ができるようになりました。
科学的な適職
こちらは、仕事選びで失敗する確率を減らし、人生の後悔を限界まで減らすためにはどうしたらいいか、ということを教えてくれる書籍です。
科学的というだけあって、様々な研究データを基に解説してくれます。
- 就職や転職しようと考えている方。
- どんなことを基準に就職や転職先を考えたらいいのか。
- 就職や転職で失敗なんかしない!!という自信をもっている方。
このような悩みを持つ方にはオススメです。
仕事選びや転職に失敗なんてしない!!と思っている方もいるかもしれませんが、失敗していないと自信を持って言えるでしょうか?
実は、厚労省の調査で入社から3年以内に会社を辞めた人間の割合は大卒でも約30%を超えているようです。辞めた理由でも、「実際に思っていたのと違う」という理由がトップのようです。
これは仕事選びを失敗していると言えますよね。皆さんの職場でも3年以内に辞めた方は意外と多いのではないでしょうか?
この書籍では……
- 職業選択にありがちな7つのミス
- 仕事の幸福度を決める7つの徳
- 最悪の職場に共通する8つの悪
- バイアスを取り除く4方法
- 仕事の満足度を高める7つの計画
という5ステップで構成されています。
読んでみて、私が感じたことや変わったことは、以下の3つです。
- 転職する前に読んでおけば良かった(私は転職経験があるので)。
- 職業選択にありがちなミスにばっちりハマっていた。
- 今の仕事のモチベーションを上げることができた。
「ジョブクラフティング」ということが書籍で紹介されていますが、この方法はモチベーションを上げるには効果的だと感じました。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)
この本は本当にスゴイです!!もはや何のジャンルに属しているのかも私にはわかりません!!
とにかく言いたいことは、
この本は読んだ方がいい!!
ということです。
著者であるハンス・ロスリングさんは医師であり、公衆衛生の専門家であり、TEDトークの人気のスピーカーでもありました。スウェーデンにおける、国境なき医師団の設立にも関わっている方です。
ですが、著者であるハンス・ロスリングさんは2017年2月7日にすい臓がんのため他界されています。
このファクトフルネスという本は2018年4月に英語版が発売され、日本では2019年1月に発売されました。
すなわち、著者が他界された後、出版されているということです。
ハンス・ロスリングさんの家族には、妻のアンナ・ロスリングさん、息子のオーラ・ロスリングさんがいました。
実はこの3名で「事実に基づいた世界観」を促進するため、ギャップマインダー財団を設立されています。
このファクトフルネスは亡くなった父の意志を引き継いで、妻と息子が出版されています。
一緒に書こうと決めたのは2015年だったようですが、その翌年にすい臓がんを宣告されたようです。末期の状態で、長くても1年と余命宣告されたようです。
その後、予定されていた全ての講演やテレビの出演もキャンセルし、この書籍の執筆活動を亡くなる直前まで行っていたようです。
内容はというと、頭の良い人、大学教授、科学者、専門家のほとんどが間違った世界観を持っている。
事実の基づく世界の見方を教えてくれる本です。
オバマやビル・ゲイツが「世界の教養書」と絶賛しているようです。
私はこの書籍を読んで、
- 「悪い」と「良くなっている」は両立する。
- ひとつの数字ではなく、比較と割り算をしっかりと行う。
- 悪いニュースは報道されやすく、良いニュースは報道されにくい。良いニュースは実は多い。
- 世界は変わり続けており、死ぬまでずっと知識と世界の見方をアップデートしなければならない。
- 物事はいい方向に向かっている。過度に不安にならないようにする。
といことを学びました。そして、自分の子供にもきちんと情報を見ることが出来るよう教育していきたいと感じました(まだまだ自分が知識不足ですが……)。
そして、何よりこの書籍は、
『無駄な不安を煽ることなく、とても優しい本です』
この書籍を購入された方は、ぜひ最後の謝辞を1番に見て頂きたいです。著者のハンス・ロスリングさんがお世話になった方の名前が連名ではなく、全て記載されています。ここを見たとき、始めはすごいなと思っただけですが、後で他界されてから出版されたこと、余命宣告されてから執筆に専念したことを知ったとき、少し泣きそうになりました。あらゆる方に本当にオススメの本です。
フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉
今では箱根駅伝の優勝候補に名前が上がるようになった青山学院大学ですが、ひと昔前まではそこまで強豪と言える大学ではありませんでした。
自身が陸上をしていたこともあり、どのような戦略または改革で強豪大学となったのかが気になり読んでみました。
特別なトレーニングではなく、監督の原さんがビジネスマンだったころのノウハウを陸上に活用して徐々に強くなっていったようです。
ビジネスでの常識が他の業界の常識とは限らない。『常識を疑え』というところから始まります。
- 実際の運動指導をしている、もしくは今後することがある。
- 自身に子どもがいる。
- 人材育成で悩んでいる。
このような方には読むことをオススメします。
私が参考になったことは……
- 強い組織を作るには4つのステージがある。
- 誰がやっても強い組織を作る
- 『時代遅れは』は『手遅れ』になる
特に、強い組織を作る4つのステージというのが、わかりやすく記載されており、「なるほどな」と思いました。
マネジメントを学ぶための本として、読みやすくてオススメです。
食品の裏側
こちらは直接ビジネスや自己成長とは関係ありません。
ですが、仕事や趣味を順調に行うためには健康にも気を遣わなければなりません。
自分の体調を整えるための本も読んでおく必要性があります。
健康のために……
- アマニ油やオリーブオイルを摂取している
- 運動をしている
- サラダを食べるようにしている
という方もいると思います。この考え方は……
『健康のために摂取しているもの』
という考えかたです。
こちらの本は……
『健康のために摂取しないほうがいいもの』
として、食品添加物をテーマにしています。
著者の安部さんは、もともとは食品添加物の専門商社で働いており、添加物の神様と呼ばれる存在だったようです。
ですがある日、娘様の誕生日に添加物まみれのある食べ物を食べているのを見て、『自分の家族も消費者』だっと気付き、添加物の安全性をまったく無視していた自分に気付いたようです。
そこからは会社を辞めて、食品添加物の講演会を開いているような方です。
- 日本の食品は安全だと思っている方
- コンビニやスーパーのお惣菜を買っていることが多い方
- 子育て中の方
このような方は読むことをオススメします。
私がこの本を読んで、変わったことは……
- 食べ物を買う際に、裏の原材料名を見るようになった
- 添加物が多い食品は買わないようになった
- 同じ商品でも高い方を選ぶようになった(どの商品を選べばいいのかが理解でき、選択できるようになった)
- 自炊するようになった
ということです。
添加物は便利であり、現代の生活からはもはや削除することが出来ない存在です。
ですが、『便利さゆえに大切なものを失っている』ということを教えてくれる書籍です。
添加物というと、毒性や化学記号とか出てきそうで難しそうと思うかもしれませんが、こちらの本はそんな難しい言葉はでてきません。
ちなみ……
日本で使用されている食品添加物がどれほど多いのか?と気になったので、調べてみました。
【食品添加物の認可数】
- アメリカ・・・133品目
- ドイツ・・・64品目
- フランス・・・32品目
- イギリス・・・21品目
では日本はいくらでしょうか??なんと、
約1500種類
いやいや、おかしいでしょ(笑)
日本のお菓子って海外のお菓子と比べると、美味しくないですか?
特にクッキーとか、海外のはパサパサしてたりしますけど、日本はサクサクですよね?
あのサクサク感を出しているのも添加物の力のようです。
ネットで調べればすぐに出てきますので、興味ある方はどうぞ。ですが、明日から何も食べられない!!ということになっても責任は持てませんので、自己判断で調べてください。
まとめ
最近読んだ書籍を紹介させて頂きました。
どれも本当にオススメです。
書籍は高いと思われる方もいるかと思いますが、自分の知らないことを1冊に丁寧に調べてくれた物です。
既に亡くなってしまった方の話しを聞くことはできませんが、書籍ではそれが可能です。
それが、1000円ちょっとで買えてしまうと考えると、安いと思えてきませんか?
ぜひ、書籍を読む機会を増やして、自分を成長させてみてくださいね☆
最後までお読み頂きありがとうございました。
では。また(^^♪
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