こんばんわ(^^♪
BUMP好きの理学療法士として14年働いているセイリオスです。ブログに訪問して頂きありがとうございます☆
今回の記事は『転職』についてです。
皆さんは、
- 今の職場は給料が安く将来が不安だな・・・
- 残業が多くて、プライベートの時間がないな・・・
- スキルアップやキャリアアップしたいけど、今の職場では・・・
- 結婚をしたけど、今の職場では家族との時間が少ないな・・・
等の悩みで転職をしようか迷ったことはありませんか?
悩んだことはあっても、
今よりも職場環境が悪くなったらどうしよう・・・
と不安になり、転職を諦めた方や先延ばしにしている方も多いと思います。
実は、転職は目的をしっかりと持っていれば、失敗するリスクをかなり低下させることが出来ます。
転職を失敗している方は、
- 残業が多い。
- 人間関係が悪い。
- 給料が安い。
等のネガティブな理由が原因で早く今の職場から離れたいという方に多いです。
その理由は、転職を成功させるためには、
『今の自分を評価し、理想となる職場を探すことが欠かせない』
からです。
私も転職しようと考えたときには、自分を評価し、必要な条件設定をした上で、その条件を理解してくる職場を探しました。
転職活動を始めてから、見つかるまでに約1年かかりましたが、時間をかけたからこそ自分の条件を満たしてくれ、その条件を理解してくれている職場に転職することができました。
この記事では、転職を悩んでいる方の参考になるように私の実体験も含めて、転職前にやっておくことを記載しています。
この記事を読んでもらうことで、
- 転職前に考えておいた方がいいこと
- 転職エージェントを使用した方がいいこと
この2つを理解することができます。
結論を簡単に記載すると、
自己分析をしっかりと行い、譲れない条件をしっかりと持ち、転職エージェントを使用することで、転職に失敗するリスクを限りなく減らせる
ということです。
お時間のある方はぜひ、読んでください。
転職することは悪いことではない
転職したいけど、辞めるとみんなに迷惑かけるなぁ
転職したいけど主任だから職場や上司に申し訳ないなぁ
と考えたことはありませんか?
人員に余裕のない職場では1人退職すると、残されたスタッフの負担は大きくなってしまうため、
『今は辞めるタイミングではない』
と判断してしまい、結果として転職する機会を失うことになることもあります。
ですが、このような悩みは捨てましょう。
自分が辞めたらからと言って、病院が潰れたりするわけではありません。
もし、そうであれば、その病院は極めて危険な状態であるため、どっちにしても辞めた方がいいでしょう(笑)
ちなみに私は転職前は主任をしていましたが、役職がついていても転職することに何の問題もありません。主任でも課長でも長期的にみれば、職場に大きな影響を及ぼすことは少ないです。
人は何かがきっかけで、物事の優先順位は変わる生き物です。
例えば、始めての就職先を決めるときは、
- 結婚の予定もないし、給料が良くて、経営が安定しているところがいいな。
- 尊敬できる理学療法士がいる病院がいいな。
- 色んな疾患がみたいから、回復期がある病院がいいな。
というような条件で就職するかもしれません。
ですが、結婚して子どもが生まれると、
- 子育てしたいから、残業はない方はいいな。
- 子どものイベントには参加したいから、土・日休みがいいな。
- 子どもが体調不良になったときに、有休を取りやすい方がいいな。
- 家族と旅行に行きたいという理由で有休が気軽にとれる職場がいいな。
というように考えが変わるかもしれません。
ちなみに、この例は私です。
最初は仕事優先で職場を選びましたが、結婚を期にプライベートを優先するようになりました。
仕事優先で選んだ職場であるため、当然プライベート優先には適さない職場です。
このような場合は、職場が悪いわけではありません。
自分の人生の価値観が変わったことが原因なので、その価値観を満たす職場を探すこと、つまり転職先を探すことが必要となってきます。
『今の職場で仕事を続けて、価値観を捨てる』か『今の職場を捨てて(転職)、価値観を生かすか』
言い換えると、
『自分の価値観を捨てるだけの魅力が今の職場にあるか?』
ということです。
もし、答えが『いいえ』であれば転職した方がいいと言えます。
転職は悪いことではなく、自分の価値観を満たすためには重要なことである
という考えを持っておきましょう。
私のように結婚をして子育てを優先したい場合は、パートナーとしっかり話しをして、どのような条件を満たす職場に就職することがベストなのか、ということをしっかり話し合いましょう。
転職すると決めたら行うこと
転職すると決めたら、しておくことがあります。
- 絶対に譲れない条件はなにか?
- 転職活動の見学や面接で確認しておくことはなにか?
ということです。
ここがブレてしまうと、
- なかなか希望に沿った就職先が見つからずに、焦って決めてしまう。
- 面接で上手く交わされてしまい、絶対に譲れない条件を破ってしまった。
ということになりかねません。
強い気持ちを持って、転職に挑む必要がありますが、そのためにはしっかりと自己分析をして何が大事なのか?ということを明確にしておく必要性があります。
絶対に譲れない条件をしっかりと決めておく
絶対に譲れない条件か・・・あまり条件を指定しすぎると、転職に困る気もするし・・・
確かに、条件を細かく決めすぎると、なかなか転職先が見つからないかもしれません。
実際に私が転職した際に譲れない条件をどのように設定したか記載します。
【条件】 | 【理由】 |
土日休み | 妻が日・祝日休みのため、土曜日を休みにすれば、子どものイベントには必ず参加できるため。 |
残業少ない | 子育てを大事にしたいため。 |
車通勤可能 | 出勤中に子どもの体調不良等で保育園から呼び出しされたときに対応しやすいため。 |
有給が取りやすい | 子どもの体調不良時や旅行等のプライベートを充実させるため。 |
年収400万以上 | 転職前はもう少し年収がありましたが、妻も仕事をしていることや、プライベートを充実させることを主体とすることを考え、この条件。 |
同じ市内 | 残業が少なくても、通勤に時間がかかるとプライベートが抑制されるため |
こんな感じです。
この条件を満たす転職先ってあるんですか?
時間がかかりましたが、ありました。自分で探したりもしましたが、上手く探せず、次にも紹介しますが、転職エージェントを利用して見つけることができました。最近では働き方改革のおかげなのか、残業が少なく、プライベートが充実できるところも増えている印象です。実際、今の職場は全て満たしています。
このようにしっかりと条件を決めておくことで、自身の希望に沿った転職先を見つけることができます。
条件っていっても、「給料がもっと欲しい」とか「スキルアップしたい」ぐらいかな・・・
パッと思いつくことはその程度かもしれません。頭の中だけで考えていると、条件は出てきにくいです。転職した際に、「あっ!!これも条件にしたらよかった」と後悔しないためにも、時間をかけてノートに書くことをオススメします。
ノ、ノ、ノート!?そんなの書いたことないし、最近書くことって減ってきたので、上手く書けるかな?あと、ちょっとめんどくさい・・・
確かに面倒ですね(笑)。私も書くのがすごく苦手なので、何かいいツールがないかな?と思って探してみつけました。書くのが苦手な方は「マインドマスター」を使用することをオススメします。無料で使用できますし、私も実際使用しました。研修準備や企画をする際には使用して頭の中を整理しています。
マインドマップを簡単に作成できるツールであり、頭の中を整理しやすいので、ぜひ使用してみてください。
転職エージェントを活用する
仕事をしながら、転職先を見つけるのは非常に大変です。
友人の紹介で入れた場合はいいのですが、求人情報も限られたものになりますし、自分に合った条件かどうかを確認することも難しいです。
そんな悩みを解決してくれるのが、転職エージェントです。
転職エージェントでは
- 非公開求人を教えてくれる。
- 自分に合った条件を伝えておくと、条件に合う転職先を探してくれる。
- 転職の際に必要な職務経歴書等の書き方も教えてくれる。
- 無料で利用できる。
といったメリットがあります。
ここでは、私も登録したことがある転職エージェントを紹介します。
PTOTST ワーカー
- 完全無料
- トップクラスの求人数(非公開求人が多い)
- 長年実績のある医療ワーカーグループ
専門のアドバイザーが転職のニーズに合った条件で探してくれます。面接の日程はもちろん、入職後のアフターフォローまでサポートしてくれます。
医療関連職種の転職をサポートしている医療ワーカーグループであるため、非公開求人含めて多数の求人数があります。また、職務経歴書・履歴書の書き方、退職理由の話し方までアドバイスしてもらえます。
マイナビコメディカル
- 完全無料
- 情報収集力が高い
- 求人の紹介に「定着率」を重視している
登録が1分で簡単です。キャリアアドバイザーが直接病院や施設を訪ねて採用担当者や施設長にヒアリングを行っているようです。「定着率」にこだわっているようで、定着率の著しく低い施設や医療機関は原則紹介しないようです。定着率の低さは職場環境とも関係するので、重視してくれるのは助かりますね。
PTOTキャリアナビ
- 完全無料
- 東京・神奈川・千葉・埼玉の病院や施設の求人情報を中心に取り扱っている
- 介護施設の求人情報が豊富
関東地域の求人情報を中心に扱っているようです。別サービス「マッサージキャリアナビ」を行っているため、介護施設の求人情報が豊富にあるようです。パーソナルトレーナーやフィットネストレーナーの転職支援も行っているようですので、色々なキャリアに対応可能のようです。
PTOT人材バンク
- リハビリ職種に特化したキャリアパートナーが案内
- 会員限定の求人情報が豊富
- 運営会社(エス・エム・エス)は東京証券取引所プライム市場上場企業
2008年から運営されており、14年の実績がある会社です。上場企業ということも安心できますね。ホームページをみると、理学療法士の求人数が16036件(非公開除く)と記載されおり、求人は豊富なようです。しかも、非公開除いた数字であるため、自分にあった職場が見つかりやすいかもしれません。
注意点
口コミなどをみると、
- 電話がしつこい・・・
- キャリアパートナーの質が悪い(相性が合わない)
などのデメリットの口コミを多くみかけます。
ですが、
電話に関しては、相手も商売なので、当然かかってきます。嫌であれば、電話での対応を辞めてもらうように言いましょう。
相性に関しては、人間合う合わないがあると思います。ですので、解決策としては、複数の転職エージェントに登録することでリスクを減らすことが出来ます。
私も転職エージェントの登録は3つしました。使用の感想を言うと、サービスの質にあまり差はないように感じます。キャリアパートナーとの相性かな?という感じですね。
転職時の注意事項
ここでは転職する際の注意事項を記載します。
最低でも以下の3点は注意しておきましょう。
ネガティブな理由で辞めようとしない
ネガティブな理由で辞めることも多いと思いますが、どうしたらいいですか?
もちろんネガティブな理由で転職することもあると思います。ですが、ネガティブな理由を分析するとポジティブな理由にもなります。
どういうこと??
例えば・・・
「残業が多いから転職する」→「プライベートを充実できる職場を探している」
「スキルアップができない」→「スキルアップが出来る職場を探している」
とかです。
なるほど。その方が転職先いいイメージを与えることが出来そうですね。
そうです。転職先の面接では、「転職しようと思ったきっかけ」や「その職場を選んだ理由」等を聞かれます。その際に、「前の職場は残業が多くて大変でした・・・」よりも「プライベートと仕事をしっかりと区別されている貴社に魅力を感じました」と答える方が好印象を与えることが出来ます。面接の際に好印象を与えるためにも、前職が悪いから転職するのではなく、貴社の職場の取組みに魅力を感じたことを伝えましょう。
職場には早めに伝える
職場を辞める場合、どのくらい前に言ったらいい?
民法では退職日の2週間前に意志表示すれば問題ないと言われています。しかし、流石に2週間前に言うのは、残されたスタッフや人事の方に迷惑がかかります。
2週間前までに言えば辞められるんですね!でも流石にそれは迷惑がかかりますね。もし、就業規則に「退職する場合は、3ヵ月前または6ヵ月前には申し出ること」なんて記載がある場合はどうなりますか?
就業規則でそのように記載されていても、民法が当然優先されます。よって、2週間前までに言えば退職することは可能です。
セイリオスさんはどのくらい前に言いましたか?
私は主任という立場で業務をしっかりと引き継ぐ義務がありましたので、6ヵ月前に言いました。職場にもよると思いますが、概ね1~3ヵ月前に上司に告げるといいと思います。
1~3ヵ月前ですね。それにしても、転職先が6ヵ月も待ってくれるんですか?
転職先からは、3ヵ月後には就職して欲しいと言われましたが、主任という立場上、現在の業務を確実に引き継ぎ、その引き継ぎがキチンと出来ているかまで見届ける必要があることを伝えた上で、6ヵ月は必要であることを伝えました。1~3ヵ月はあくまで目安です。現在の職場で与えられた業務をキチンと引き継げる期間を見定めて、決めるようにしましょう。転職する時期は上司と相談は出来ますが、最終決定権は退職する方にあります。
転職先にしっかりアピールする
どのようにアピールすればいいですか?
その前に転職エージェントをなぜ無料で利用できるか知っておきましょう。
そういえば!
転職エージェントはどこからお金を得ているんですか?
実は転職エージェントは企業側から報酬を受け取っています。「転職サイトに求人を掲載するための固定費」と「転職エージェント経由で採用した場合の成功報酬」の2つのパターンです。特意識して欲しいは後者の方です。
成功報酬とはどのいう意味ですか?
転職エージェント経由で採用した場合、概ね転職者の年収30~40%程度の報酬を企業側が支払う必要があります。例えば、ある転職エージェントの報酬額が年収の30%で年収400万で就職したとすると、企業は転職エージェントに120万を支払う必要があります。
そ、そんなに高いんですか!?
そうです。言い換えれば、上記の場合だと、「あなたを120万で雇います」ということです。もし、あなたが企業側だとして、自己アピールもあまりしない、面接であまり話さない、という方を120万で採用しますか?
い、いや・・・できないですね
そうですよね。なので、転職する方はその企業に対して、「自分を雇うことでどんなメリットがあるのか」ということをしっかりと説明する必要性があります。以下に私が面接でアピールした点を記載しておきます(一例として参考になれば幸いです)。
- 主任としての管理業務ができる(事業計画や収支予測も含めて経験あり可能)。
- 現時点よりも確実に収益を上げる自信がある。
- 学会発表経験あり。
- 理学療法士以外に持っている資格を紹介。
- エクセル使用できるため業務改善に貢献できる。
その他に「企業が抱えている問題点」と「もし就職したら、どのようなことに関わってもらいたいか」を確認し、面接者の返答に対して全て「できます」と答えました。企業にどのようなメリットがあるのか、この部分を面接でアピールするためには前記した自己分析が欠かせません。
まとめ
今回は転職する際に準備することを私の体験談も含めてお伝えしました。
簡単にまとめると
- 人は何かがきっかけで自分の大事なもの(こと)が変化する生き物である。
- その変化を大切にするために、転職することは大事なことである。
- 転職する前にはノートやマインドマップを使用して、自己分析をし絶対に譲れない条件を認識しておく。
- 転職エージェントを複数利用して、自分にあった職場をみつけながら、自己分析を継続する。
- ネガティブな理由ではなく、ポジティブな考えで転職するようにする。
- 自分の与えられた業務を考慮し、どのくらい前に職場を退職するかを決める(一般的には1~3ヵ月)。
- 転職先には面談や職務経歴書でしっかりと自分をアピールする。
という感じです。
こうやって見ると・・・
そんなに難しいことではないね。
と思われるかもしれません。
ですが、いざ転職する際に考えてみると、「自己分析」や「自己アピール」が難しいと感じるはずです。
理由は、
自分のいいところは自分では気づくことが難しい
からです。
時間はかかると思いますが、1日の1/3程度は仕事をしている方が多いと思いますので、それだけ時間をかけるべきところとも言えます。
この記事を読んで1人でも転職する方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございます(^^)/
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