夏のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で、子どもが楽しみにしているイベントといえば、なんといっても「水かけパレード(NO LIMIT!サマー・スプラッシュ・パレード)」です。
子どもから「水かけパレードに行きたい!」と言われているパパやママも多いのではないでしょうか?初めて参加される方の中には、
「子どもの服装はどうすればいいの?」
「着替える場所はあるの?」
「服装以外に準備しておいた方がいい持ち物ってあるの?」
このような悩みがある人もいると思います。実は私も昨年、子どもと一緒に初めて参加しました。最初は「準備が大変そう…」と不安でしたが、ポイントを押さえて準備したおかげで、親子で最高の夏の想い出を作れました。
この記事では、私の体験をもとに、ユニバの水かけパレードを楽しむための「子どもの服装の選び方」「必要な持ち物」「着替える場所」について書いています。
記事を読んでいただくと、準備の不安が解消され、水かけパレードを楽しめるようになります。ユニバの水かけパレードは1年間でこの時期だけです。子どもだけでなく、親子でびしょ濡れになって、最高の思い出を作りましょう。
ユニバの水かけパレードはどれくらい濡れるのか?

ユニバの水かけパレードは、想像をはるかに超えてびしょ濡れになります。パレードのルートで示されている「びしょ濡れエリア」は、バケツをひっくり返したような水の量が降り注ぎます。

「少し濡れるくらいだろう・・・」と普段着で参加すると、服が肌に張り付いて重くなったり、子どもが「寒い!」と言ったりして、楽しめない可能性もあります。
水かけパレードを楽しむためには「びしょ濡れになっても大丈夫!」という服装で参加しましょう。
ユニバの水かけパレードの子どもの服装は「水着」が最適

ユニバの水かけパレードに参加する子どもの服装は、水着がおすすめです。理由は、以下の2つのメリットがあるからです。
- 濡れても快適に楽しめる
- 着替えの時間を短縮できる
濡れても快適に楽しめる
Tシャツやズボンは、一度濡れると乾きにくく、体にべったりと張り付きます。濡れた服は重くなり子どもの体力も奪います。水かけパレードの後もほとんどの方がパーク内を楽しみますよね。
体力が低下した状態では、十分に楽しむことができなくなるかもしれません。夏場で暑いとはいえ、びしょ濡れになると体が冷え、体調を崩す可能性もあります。
その点、水着であれば素材が軽く、体に張り付く心配がありません。速乾性にも優れているため、パレードが終わって少し歩けば、すぐに乾きます。不快感が少なく、パレード後も元気にパークで遊び続けられるのがメリットです。

水かけパレード終了直後は、更衣室が混雑します。水着であれば、すぐに乾くため、着替える前にジュースやアイスを買って食べられます。その後に更衣室を利用すると、混雑を避けられますよ。
着替えの時間を短縮できる
水分を吸ったTシャツやズボンは、体に張り付いて着替えに時間がかかります。また、水分を吸ったTシャツやズボンは重くなるため、持ち運ぶ際に体への負担が大きくなります。
水着であれば、更衣室に移動するまでに乾いてしまうため、着替えに時間がかかりません。着替えに時間がかかると、楽しむ時間が減ってしまいます。
水着で水かけパレードに参加すると、身体への負担を減らせるだけはなく、パレード後の時間を最大限利用できるメリットもあります。
ユニバで着る水着の選び方3つのポイント!デザインと機能性を重視しよう

「水着がいいのはわかったけど、どんなものを選べばいいの?」という方のために、ユニバの水かけパレードで着る水着選びのポイントを3つご紹介します。
- UVカット機能がある水着を選ぶ
- 私服に見えるようなデザインの水着を選ぶ
- 子ども自身が気に入るデザインの水着を選ぶ
UVカット機能がある水着を選ぶ
夏のパークは日差しが強く、地面からの照り返しもあります。パレードを待っている間も、子どもは強い紫外線にさらされ続けます。
特にデリケートな子どもの肌を守るためには、UVカット機能(UPF50+など)が付いた水着やラッシュガードを選ぶことが大切です。日焼け止めの塗り直しの手間も減り、安心してパレードに集中できます。
私服に見えるようなデザインの水着を選ぶ
「水着でパークを歩くのはちょっと…」と抵抗を感じる方もいるかもしれません。
そこでおすすめなのが、私服に見えるような水着です。
例えば、男の子ならTシャツ風のラッシュガードとサーフパンツのセット、女の子ならフリルやリボンが付いたワンピースや、チュニックとショートパンツがセットになったタイプなどがあります。これなら、パレード以外の時間も違和感がありません。
子ども自身が気に入るデザインの水着を選ぶ
機能性も大切ですが、一番大切なのは子ども自身が喜んで着てくれることです。
- ミニオンみたいな色の水着がいい!
- お姫様みたいなフリルがついてる!
など、子どもが自分でお気に入りの一着を選べば、パークへ向かう前からワクワクが止まらなくなります。子どもの「着たい!」という気持ちを尊重してあげることが、最高の思い出作りにつながります。

「UVカット」「おしゃれなデザイン」「子どものお気に入り」の全部を叶えてくれる水着を探すのって、意外と大変ですよね。我が家で昨年着せたのが「ディアコロン」の水着です。UPF50+で紫外線対策はバッチリな上に、“水着”という感じがしないデザインで、娘もお気に入りでした。速乾性も高かったので、パレード後にすぐ乾いて体が冷えなかったのも親として安心できたポイントです。
ちなみに、水着でパレードに参加している大人は少なく、Tシャツにハーフパンツが多いです。
紫外線を防いだり、少しでも濡れるのを防ぐために、ラッシュガードを用意しておくと心強いです。
服装は、速乾性のある衣類で参加することを強くおすすめします。

レインコートを着て参加されている方もいますが、びしょ濡れエリアの水量は想像以上です。レインコートの隙間から水が入って、結局濡れてしまうことがほとんどです。濡れないように防御するより「濡れてもすぐ乾いて快適」な服装を選ぶのが、パレードを楽しむコツですよ。
ユニバの着替え場所はステージ18!

パークで少しでも楽しむ時間を増やすために、着替える場所を事前に確認しておきましょう。ここでは、水着に着替える場所と注意点を紹介します。
更衣室であるステージ18の場所
パーク内で水着に着替える場合、例年ステージ18が更衣室になります。具体的な場所は、以下の図のとおりです。

パレードが近づくと混雑し始めるので、時間に余裕を持って行動しましょう。
パレード前後での着替えの注意点
パレード前後は、着替えをする人で更衣室が混雑します。パレード前後での着替えの注意点は、以下のとおりです。
- パレードに参加する服装で入園する
- 着替える時間を少し遅らせる
パレードに参加する服装で入園すると、最初の着替えを省略できるため、水かけパレード直前までパーク内を楽しめます。
パレード後は、更衣室が混雑します。水着や速乾性のある服装で参加すると、すぐに乾くためパレード後にアイスやジュースを先に楽しめます。水分補給をして着替える時間を少し遅らせるだけで、混雑を回避できます。

トイレやベンチで更衣するのは、他の利用者の迷惑になるため、やめましょう。
荷物問題はコインロッカーで解決!入園後の最優先事項

水かけパレードに参加する場合は、着替えやタオルなどで手荷物が多くなります。手荷物をずっと持ち歩くのは大変です。そこで活用したいのがコインロッカーです。
特に便利なのが、出し入れ自由のコインロッカーです。出し入れ自由のコインロッカーを活用すると、以下のような使い方ができます。
- 「パレードの前にタオルやサンダルを取り出して、普段の靴を預ける」
- 「パレード後に濡れた服をしまい、乾いた着替えを取り出す」
注意点としては、出し入れ自由なロッカーは、パーク内に1箇所しかないことです。場所は、エントランスを入って右側です。

開園直後からすぐに埋まり始めるため、パークに入ったら、最初に出し入れ自由のコインロッカーを確保することをおすすめします。
水着だけじゃない!ユニバの水かけパレードに必要な5つの持ち物

水かけパレードを万全の体制で楽しむために、水着以外にも以下のものを準備しましょう。
- 体を拭くためのタオル
- 防水グッズ
- アクアシューズ
- ゴーグル
- 熱中症対策グッズ
【必須】体を拭くためのタオル
びしょ濡れになった体を拭くために、吸水性の良いタオルは必須です。日中暑いので、濡れた衣類は乾きやすいですが、子どもによっては寒さを訴えることがあります。
少し大きめのバスタオルと顔や髪を拭く用のフェイスタオルがあると便利です。少し大きめのバスタオルは日よけにも使用できます。
吸水性がよく、持ち運びやすいタオルが荷物にならないため、おすすめです。
【重要】スマホとカバンを守る防水グッズ
スマホが濡れてしまうと、故障する可能性があります。首から下げられるスマホ用の防水ケースは必ず用意しましょう。スマホ用の防水ケースは100円ショップに売っています。
カバンが丸ごと濡れてしまうのを防ぐため、リュックごとすっぽり入る大きな防水バッグがあると安心です。防水バッグがなければ、45Lの大きなゴミ袋を2枚重ねて使っても大丈夫です。

我が家は、45Lのゴミ袋を2枚重ねました。2枚使用すると、濡れませんでした。1枚では浸水するリスクが高いので、2枚以上使用しましょう。
【快適】アクアシューズ
スニーカーや靴下は、一度濡れると乾きにくく、濡れると不快です。子どもの機嫌が悪くなる原因にもなりかねません。
ビーチサンダルでも大丈夫ですが、パレードでテンションが上がると、ジャンプをしたり、走ったりする可能性があります。けがをするリスクが高いため、できればアクアシューズがおすすめです。
アクアシューズであれば、かかとがしっかりと覆われているため、ビーチサンダルよりも安全です。アクアシューズは乾きも早いため、水かけパレード後も快適にパーク内で楽しめます。

私の子どもは、1日中アクアシューズで過ごしました。替えの靴を持って行く必要がなかったので、持ち物が減りましたよ。パーク内をいっぱい歩くので、靴底は厚めの方が疲れにくいです。ただし、歩くのに慣れていない子どもはアクアシューズでは疲れるかもしれないので、靴を用意しましょう。
【水が顔にかかるのが苦手】安心できるゴーグル
「顔に水がかかるのが苦手・・・」という子どもは、ゴーグルがあれば安心です。視界がクリアになり、水が直接目に入るのを防げるので、安心してパレードを楽しめます。
【忘れずに】熱中症対策グッズ
パレードを待つ時間は日差しを遮るものがなく、地面からの照り返しも強烈です。子どもは大人よりも熱中症になりやすいため、しっかり対策しましょう。
特に「びしょ濡れ!特別エリア」を利用する場合、パレードの最初はほぼ濡れません。グルッとパレードが回ってきた最後にびしょ濡れになるイメージです。
ですので、パレードの最初は、炎天下で待たなければなりません。以下のグッズは用意しましょう。
- UVカット機能のある帽子
- 飲み物
- 首に巻くクールタオル

パレードを待っている最中に暑さでグッタリしている方もいます。そうならないようにしっかり熱中症対策しましょう。
【出発前に確認!】水かけパレード持ち物チェックリスト

これまでの内容で最低限準備しておく物をチェックリストにしています。ご参照ください。
まとめ:ユニバの水かけパレードを楽しむためには準備が9割!

ユニバの水かけパレードは楽しいイベントですが、準備が不十分だとテンションが下がってしまいます。水かけパレードを楽しむために、しっかりと準備しましょう。
ユニバの水かけパレードは想像以上に濡れるため、子どもの服装は、UVカット機能付きの水着が最適です。乾きやすく快適なだけでなく、着替えの手間も省けます。おしゃれな水着にすると、パーク内も移動できるため、着替えの時間を減らせます。
持ち運びしやすい吸水性・速乾性の高いタオルや防水グッズ、アクアシューズも水かけパレードを楽しむためには必要です。水かけパレードは、炎天下で行われます。熱中症予防をしっかりして楽しんでくださいね。
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