「筋トレを始めたいけど、なかなか始められない」
「筋トレを始めたけど、続かない」
このような悩みはありませんか?
実際に筋トレ時間を確保しても、「めんどくさい」、「忙しい」との理由で継続できない方も多いのではないでしょうか?
実は、わざわざ筋トレ時間を確保しなくても、効率的に運動して、筋肉を鍛える方法があります。
それは、「ながら運動」です。
「ながら運動」とは、テレビを見たり、音楽を聴いたり、家事や仕事など他のことをしたりしながら行う運動のことです。
この記事では、「ながら運動」ついて、以下の4点を解説しています。
ぜひ、ご覧ください。
筋肉をつけるためには、栄養素も重要です。
より運動の効果を引き出したい方は、サプリメントもオススメです。
なぜ、「ながら運動」がオススメなのか
「ながら運動」がオススメな理由として、以下の3つがあります。
以下、詳しくお伝えします。
時間や場所を選ばず行える
「ながら運動」がオススメな理由の1つ目は、時間や場所を選ばず行うことができるからです。
仕事、家事や育児などを行っている時間に取り入れることができます。
例えば、歯磨きをしている最中はスクワットなどの運動が可能ですし、電車で通勤している方は背伸び(踵上げ)をして筋肉を鍛えることもできます。
このように時間や場所を選ばずに、普段から行っていることに運動を取り入れることができます。
運動時間を確保する必要がない
「ながら運動」がオススメな理由の2つ目は、運動時間を確保する必要がないからです。
なぜなら、普段から行っている日常生活に取り入れるため、特別運動する時間を確保する必要がないからです。
ジムに通ったり、筋トレする時間を作ると、忙しくなったり、通うのが面倒になってしまうことがあるため、運動が続かないこともあります。
しかし、運動時間を確保する必要がない「ながら運動」はその心配がありません。
このように運動時間を確保する必要がないため、今日から行うことができます。
運動習慣が身につきやすい
「ながら運動」がオススメな理由の3つ目は、運動習慣が身につきやすいからです。
理由としては、「ながら運動」は何かをしながら行う運動であるため、負荷が少なく、無理なく行えるからです。
例えば、ジムなどで運動する時間を確保すると、やりすぎてしまって疲労が残り、継続できないことが多いです。
しかし、 洗濯を干す際には背伸びをするなどの運動であれば、身体や精神的に負担が少なく、継続することができます。
また、洗濯や歯磨きなどの生活動作が運動のトリガーとなるため、運動習慣が身につきやすいです。
このように、疲れない程度の軽い運動であることや、普段の生活動作が運動のトリガーとなるため、運動習慣が身につきやすいです。
「ながら運動」で下半身の筋肉を鍛える理由とは
「ながら運動」で下半身を鍛える理由として、以下の2つがあります。
以下、詳しくお伝えします。
効率的に筋肉をつけることができる
「ながら運動」で下半身を鍛える理由の1つ目は、効率的に筋肉をつけることができるためです。
理由としては、下半身の筋肉は体全体の約60~70%を占めているからです。
つまり、下半身の筋肉を強化することで、体の半分以上の筋肉を鍛えることができます。
例えば、スクワットはお尻や太ももを全体的に鍛えることができます。また、上半身を支えながら行う動作であるため、 腹筋群や背筋群もある程度ですが鍛える効果もあります(参照:e-ヘルスネット)。
このように、下半身の筋肉を鍛えることで、効率的に筋肉をつけることができます。
基礎代謝がアップし、太りにくくなる
「ながら運動」で下半身を鍛える理由の2つ目は、基礎代謝がアップし、太りにくくなるからです。
基礎代謝の内訳として、多い順に肝臓27%、脳19%、筋肉18%といわれています (参照:横浜スポーツ情報サイト)。
肝臓や脳は鍛えることが難しいですが、筋肉は運動で鍛えることができます。
前述したとおり、筋肉の半分以上は下半身にあるため、下半身の筋肉を鍛えることが基礎代謝アップには重要です。
下半身の筋肉を鍛えて、太りにくい体を目指しましょう。
余裕のある方は、ウォーキングも併用して行いましょう。
ウォーキングは全身の筋肉を使用するため、基礎代謝がアップします。
さらに、ウォーキングは心臓や血管の健康を促進し、体脂肪の軽減や体重管理にも役立ちます。
ウォーキングの効果に関しては下記の記事を参考にしてください。
「ながら運動」で筋肉をつける方法3選
「ながら運動」で筋肉をつけるオススメの方法としては、以下の3つがあります。
以下、詳しくお伝えします。
歯磨き中に下半身全体を鍛えよう
オススメの「ながら運動」の1つ目は、歯磨き中です。
歯磨き中は下半身を鍛えることができる最高の時間です。
歯磨きは1日に3回、少なくても朝と夜の2回は実施する方が多いと思います。
歯磨きは手は動かしますが、下半身は動かしていないため、この時間を有効活用することができます。
例えば、スクワットや踵上げ運動(背伸び)、片足立ちなどを行うことができます。
上の歯を磨くときは、スクワット、下の歯を磨くときは、片足立ち、などと決めてもいいと思います。
歯磨きの時間は3~5分程度かもしれませんが、実際行ってみると下半身に効いているのが実感できると思います。
特に、スクワットと片足立ちは、日本整形外科学会ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイトで推奨されている運動です。
歯磨きの時間を有効活用して、下半身を鍛えましょう。
洗濯物を干すときはふくらはぎ、背中の筋肉を鍛えよう
オススメの「ながら運動」の2つ目は、洗濯物を干しているときです。
洗濯物を干すときは、ふくらはぎと背中の筋肉を鍛えましょう。
理由としては、手を上に上げる動作で背筋を鍛えることができるからです。
最近の家屋では、頭上に棚がある家が珍しく、手を上に上げる機会が減ったため、背中が丸くなりやすいです。
洗濯物を干すときにしっかり手を上げることで、背中が丸くなるのを予防することができます。
手を上に上げた際に、背伸びをするとふくらはぎの筋肉も鍛えることができます。
ふくらはぎの筋肉は、早く歩いたり、歩幅を広げたりする際に働く重要な筋肉であるため、鍛えることで歩く姿勢の改善にもつながります。
具体な方法としては、物干し竿の高さが調整できる場合は、背伸びをして届く程度の高さまで上げておきましょう。
洗濯物を干す度に背筋を伸ばすことができて、姿勢を良くする効果が期待できます。
もし、高さが調整できない場合は、背伸びだけでも行いましょう。
背伸びをすると、背筋を自然に伸ばすことができます。
洗濯物を干す動作は、日常生活で手を上げることができる数少ない機会であるため、有効活用して、ふくらがぎと背中の筋肉を鍛えましょう。
座っている時間は内ももを鍛えよう
オススメの「ながら運動」の3つ目は、座っている時間帯です。
座っている時間は、内ももの筋肉を鍛えましょう。
理由としては、座っているときは足が開きやすく、姿勢が悪くなっていることが多いからです。
意識して両足を閉じるようにすると、内ももの筋肉を鍛えることでき、姿勢の改善にも効果があります。
具体的な方法としては、テレビを見たり、パソコンをしたりしているときに、ボールや丸めたタオルを両足の内ももで挟んで、ボールやタオルが落ちないようにします。
もう少し効果が欲しい場合は、グッズもあります。
椅子に座っている方は、椅子をバランスボールに変更するのもオススメです。
座っているときは、無意識に姿勢が崩れやすく、足が開いていることが多いため、内ももを鍛えて姿勢をよくしましょう。
▼【理学療法士監修!!】内ももだけでなく、骨盤底筋も強化可能▼
▼椅子の代わりにバランスボールを使用して、姿勢もキレイに▼
「ながら運動」の注意点
「ながら運動」の注意点としては、以下の3つがあります。
以下、詳しくお伝えします。
運動強度が低く、効果を実感しにくい
「ながら運動」の注意点の1つ目は、効果が実感しにくいことです。
「ながら運動」は、運動強度が低いため、効果が実感しにくい場合があります。
他の作業をしながら運動するため、運動強度を強くすると、他の作業が進まなくなるからです。
例えば、大股で屈伸しながら掃除機をかけると、下半身が疲労して掃除が進みませんよね。
解決策としては、負荷を少し上げたい場合は、座ってテレビを見ているときや、洗濯物を畳んでいるときにしましょう。
「テレビぐらいゆっくり見たい!」
と思うかもしれませんが、CMの時間に行うだけでも大丈夫です。
バランスボールでテレビを見る、内ももを鍛える運動器具を使用する、などはより効果的に筋肉を鍛えることができます。
フォームが崩れやすい
「ながら運動」の注意点の2つ目は、フォームが崩れやすいことです。
「ながら運動」は、他の作業をしながら行うため、フォームが崩れやすいことがあります。
運動に意識ができないため、無理な姿勢で行い、ケガにつながるリスクもあります。
例えば、料理など工程をある程度考える必要がある作業のときには、よりフォームが崩れやすいです。
解決策としては、「ながら運動」は無意識にできる作業の時間中(歯磨きや洗濯物を干すなど)に行うようにしましょう。
運動に集中できない
「ながら運動」の注意点の3つ目は、運動に集中できないことです。
「ながら運動」は、他の作業をしながら行うため、運動に集中できないことがあります。
前記のフォームが崩れやすい理由と同じ部分がありますが、運動よりも作業に集中しているためです。
そのため、頭を比較的よく使う、料理や掃除の時間はさけたほうがいいです。
歯磨きや座ってテレビをみているときのように、あまり考えることがないときに筋トレを行いましょう。
まとめ:筋トレは「ながら運動」で継続しよう
「ながら運動」がオススメなポイントをまとめると、以下の3つです。
運動は継続しないと、効果がありません。
ですが、運動時間を確保し、継続することは、普段運動しない方にとってハードルが高く、長続きしません。
しかし、「ながら運動」であれば、普段の生活時間に取り入れる方法であるため、運動する時間を確保する必要がなく、継続しやすいです。
ぜひ、今日から取り組んでみてください。
「ながら運動」では負荷が物足りないという方は、グッズを使用することで負荷の調整が可能です。
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「短時間でしっかりと効果を出して、継続もしたい」という方は、パーソナルトレーニングを利用しましょう。
マンツーマン指導であれば、継続しやすいためオススメです。
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